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パートナー経由のマーケティング

パートナー経由のマーケティングとは、チャネルパートナーが自社の地域市場で、ベンダーの製品やサービスの需要を生み出すために行うマーケティング活動です。ベンダーが戦略、コンテンツ、多くの場合は資金を提供し、パートナーが顧客との関係、地域での存在感、実行を担います。チャネルマーケティングの二本柱のうちの一つで、もう一方は、パートナー自身を対象とするパートナー向けマーケティングです。

分散型で需要を生み出す仕組み

成果を左右するのは質よりも利用の定着です。200社のパートナーが実行する平凡なキャンペーンは、わずか5社しか実行しない作り込まれたキャンペーンを上回る成果を上げます。

Unifyr でキャンペーンの利用を最大化する方法

パートナー経由のマーケティングは、パートナーがベンダーよりも顧客に近い位置にいるという前提に基づいています。パートナーのメールリスト、SNS のフォロワー、地域のイベントでの存在感、顧客との関係は、ベンダーが直接使えないマーケティングのチャネルです。

一般的なパートナー経由のマーケティングの流れは、次のとおりです。

  1. コンテンツの作成。 ベンダーのマーケティングチームが、メールのシーケンス、SNS 投稿、ブログ記事、ウェビナーの台本、導入事例、デジタル広告のコピー、印刷物などの素材を作成します。パートナーがロゴや連絡先を追加できるよう、共同ブランドに対応した設計にします。効果の高いキャンペーンキットは、次の5点で構成されます。共同ブランドのランディングページ、事前に作成された3通のメールテンプレート、SNS 投稿のセット、営業のフォローアップに使える1ページのガイド、成果を追跡するリンクです。このキットを受け取ったパートナーは、実行の流れが示されていない個別の素材だけを受け取ったパートナーに比べて、およそ2倍の頻度でキャンペーンを開始しています。
  2. 配信。 素材は、TCMA プラットフォーム、パートナーポータル、またはコンテンツ配信システムを通じてパートナーに提供されます。パートナーは、自社の市場に関連するキャンペーンを閲覧して選びます。
  3. カスタマイズ。 パートナーは、現地の事例を加えたり、特定の業種向けにメッセージを調整したり、別の言語に翻訳したりして、コンテンツを自社の読者に合わせます。
  4. 実行。 パートナーは、自社のメールリスト、SNS アカウント、地域のイベント、有料広告の予算など、自社のチャネルを使ってキャンペーンを展開します。
  5. リードの獲得とフォローアップ。 キャンペーンで生まれたリードは、通常は共同ブランドのランディングページを通じて獲得され、営業のフォローアップのためにパートナーへ振り分けられます。ベンダーもパイプライン(案件の見込み)を追跡するために、リードデータの写しを受け取ることがあります。
  6. 成果のレポート。 ベンダーとパートナーの双方が結果を追跡します。ベンダーはチャネル全体の集計成果を、パートナーは自社のキャンペーン指標を確認します。

地域での信頼性を生かした規模の拡大

パートナー経由のマーケティングは、規模の問題を解決します。500社のパートナーを抱えるベンダーが、本社のマーケティングチームで500通りの地域向けキャンペーンを展開することは現実的ではありません。しかし、同じキャンペーンを地域ごとに少しずつ調整し、それぞれのオーディエンスに向けて展開する500社のパートナーは、分散型のマーケティングの仕組みとして機能します。ベンダー単独では届かない多くの見込み客にリーチできるのです。

このアプローチには、次のような具体的な利点があります。

  • 地域での信頼性: 見込み客は、遠くのベンダーよりも、地域で知られ信頼されている企業からのマーケティングに、より良く反応する傾向があります。パートナーのブランドは、その市場で重みを持っています。
  • オーディエンスへのアクセス: パートナーの連絡先データベースや SNS のフォロワーは、ベンダーが自社の直接的なマーケティングチャネルでは届けられないオーディエンスです。
  • 費用対効果: パートナーがMDF(販促支援金)や広告費の共同負担の制度を通じて費用を分担すると、ベンダーはマーケティング予算を大きく広げられます。
  • 営業との連携: パートナーはマーケティングと販売の両方を担うため、マーケティングと営業の間に引き継ぎの隙間が生じません。リードを生んだパートナーが、そのフォローアップも行います。

パートナー経由のマーケティングとパートナー向けマーケティングの比較

項目パートナー経由のマーケティングパートナー向けマーケティング
対象顧客と見込み客パートナー自身
目的ベンダーの製品の需要を生み出すパートナーを開拓し、支援し、動機づける
コンテンツ例顧客向けのメール、広告、ウェビナーパートナー向けニュースレター、トレーニングの案内、プログラムの更新
指標獲得したリード、影響を与えたパイプライン、売上パートナーの登録数、認定の完了数、プログラムへの参加度
実行パートナーが自社の市場で実行するベンダーがパートナーのオーディエンスに向けて実行する

両方の取り組みが欠かせません。パートナー向けマーケティングは、関与し、情報を持ったパートナーの基盤を作ります。パートナー経由のマーケティングは、その基盤を動かして、顧客需要を生み出します。

利用率の高いパートナー経由のプログラムの作り方

利用率の目安は幅がありますが、目標を立てるうえでは役立ちます。成果を上げているパートナー経由のマーケティングプログラムでは、稼働パートナーの25~40%が、すぐに使えるキャンペーンキットの素材を利用しています。利用率が10%を下回るプログラムは、通常、次の3つの問題のうち1つ以上を抱えています。キャンペーンが複雑すぎて実行できない、パートナーポータルで素材が見つけにくい、キャンペーンがパートナーの地域市場に合っていない、のいずれかです。

効果的なパートナー経由のマーケティングプログラムには、いくつかの共通する特徴があります。

  • 使いやすいコンテンツ: 大幅な編集、デザインのスキル、マーケティングの専門知識を必要とする素材は、パートナーに使われません。最小限のカスタマイズで開始できる事前構築済みのキャンペーンが、最も高い利用率を示します。
  • 業種とペルソナへの適合: 誰にでも同じ内容という一般的なコンテンツは、成果が上がりません。ヘルスケアの顧客を持つパートナーには、金融サービスの顧客を持つパートナーとは異なるメッセージが必要です。パートナー経由のコンテンツを細かくセグメント化するほど、利用するパートナーは増えます。
  • 資金付きのキャンペーン: パートナー経由のマーケティングを MDF(販促支援金)と結びつけると、資金面の障壁が取り除かれます。ベンダーが費用の一部または全額を負担すれば、パートナーはキャンペーンを実行しやすくなります。
  • 明確なリードの振り分け: パートナーは、自社が生んだリードが自社に戻ってくるという確信を必要とします。パートナーが時間をかけてマーケティングを行ったのに、そのリードがベンダーの直販チームや別のパートナーに横取りされると、信頼は失われます。
  • 成果のベンチマーク: 匿名化したチャネル全体の成果データを共有すると(「このキャンペーンを実施したパートナーは、平均15件のリードを獲得しました」など)、パートナーは期待値を設定しやすくなり、参加の動機にもなります。
  • フォローアップの責任: リードを生むことは、仕事の半分にすぎません。リードのフォローアップ率を追跡し、育成ツール(反応のないリード向けの自動育成シーケンスを含みます)をパートナーに提供しているプログラムは、マーケティングと売上の間の隔たりを埋めます。

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